個人戦各部の試合結果の概要をお知らせします。
4年生以下の部です。
4年生以下女子の部は、参加者数が7人で表彰は2位まででした。なかなか1本が取れず予選リーグでは3人とも同得点となって、再度3人でやり直しをしたリーグもありました。
4年生以下男子の部も参加者13人と少なく、2年生で初めて試合をする選手もいました。4年生と2年生ではやはりレベルの差は歴然ですが、そんな中、決勝では3年生の井筒選手が素早い動きと力強い剣道で4年生を破る金星を挙げました。
5・6年生の部試合結果
5・6年生の部も、少人数の参加者でしたが、試合内容はぐんとレベルアップしました。実力伯仲で、予選リーグを突破するのも一苦労。女子の部の第3試合場では、藤田選手と稲継選手が2勝1分け、しかも同本数で代表戦に。そこでも延長、延長と互角の戦いを繰り広げ、稲継選手が藤田選手を下して決勝に進出しました。
決勝は、磯口選手、稲継選手、藤原選手の3人による総当たりで、藤原選手が1勝1分けで他の2選手を上回り優勝しました。
5・6年生男子の部の参加者は、6年生が2人で5年生が10人。優勝した光永選手は、準決勝で6年生松居選手に、続く決勝戦でも6年生河井選手に勝利して優勝の栄冠を勝ち取りました。
中学生女子の部、高校生女子の部の試合結果
中学生女子の部の参加者は7名で、予選リーグが2つ。よって3位表彰はありません。志染の3年生トリオに立ち向かい壁を破ったのは1年生の小林選手でした。決勝では3年生中西選手が小林選手を破り優勝を果たしました。
高校生女子の部は、9人参加でしたが、1人が欠席、4人組の2つの予選リーグで戦われ、2年生の末廣選手が優勝を果たしました。
中学生男子の部 試合結果
中学生男子の部は、1人欠席で21人の参加。志染スポーツ少年団の選手5人(河野、金井、有延祐、有延俊、山田)と三木中学校の東選手が予選リーグを勝ち上がりました。第2試合場の決勝トーナメントでは、山田対有延俊稀の1年生対決は有延が勝利しました。この時、珍しい兄弟対決が実現。3年生の兄、祐稀と対戦することに。結果は兄が貫録を見せて勝利しました。もう一方の第1試合場の決勝トーナメントでは、金井と河野の2年生同士の対戦で、河野が勝利し、決勝へ。決勝では河野が有延祐稀を下して優勝しました。1位から3位までの4人を志染が独占する快挙を成し遂げました。
高校生男子の部試合結果
高校生男子の部は、17名のエントリーがありましたが3人欠席で14名の参加。4リーグの予選を勝ち抜いた選手は橋間、粟田、岡本、安井の4選手でした。準決勝戦で粟田に勝利した橋間選手と、岡本に勝利した安井選手が決勝で顔を合わせました。本大会最後の決勝戦は、とてもスリリングな結果になりました。先勝したのは橋間選手。開始早々1本を先取します。試合時間は過ぎ、安井の再三の攻めは決まらず時間は残りわずかに。
橋間もあと1本を狙って思い切った技を繰り出します。激しい攻防が続き、惜しい技が出るたび観衆から「おーっ!」とういう声と拍手が沸き起こりました。残り時間わずか、橋間の逃げ切りかと思われたとき、安井が繰り出す技が決まったと同時に終了の笛が鳴り響き、あと1秒というところで橋間は勝利を逃し、延長戦に。延長戦も白熱しましたが、結果的に安井が制しました。安井選手の絶体絶命のピンチをしのいだ逆転優勝という結果となりました。