三木市剣道連盟ブログ

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志染が3位入賞 ~東播少年剣道大会~

 

 


 小学生の大きな目標である第46回東播少年剣道大会が、去る3月26日(日)、明石の市民体育館で開かられました。

 志染スポーツ少年団剣道部では、小学生1チーム、女子の部1チーム、中学生男子の部1チーム、中学生女子の部1チームすべてにエントリーしました。

 

 小学生チームは、先鋒:小林(4年)次鋒:有延(6年)中堅:森(6年)副将:粟田(6年)大将:山田(6年)の布陣で臨みました。
 全員がこの日の為に目標を持って、自らの課題を明確にして、練習や錬成試合を積み上げてきました。
 予選リーグは、加古川少年剣道教室と西明石剣友会との試合でした。どちらも力のあるチームでした。一人一人が初戦の緊張を解き放つように相手に気迫で上回ろうと相手に向かい合いました。予選リーグでは、先鋒小林が勢いを持って積極的に技を仕掛け2連勝で先鋒としての役割をしっかりと果たしました。その勢いに乗ってチームとしても勝ち予選リーグを突破することができました。

 トーナメントに入っての相手は、加古川の平岡少年剣道クラブで先鋒から大将まで終了した時点で、2−2の本数も3−3と同数で代表戦にもつれ込みました。志染からは大将の山田、平岡は副将の選手が代表戦に出てきました。膠着した試合展開の中、最後は勇気を持って前に攻め相手のコテを引き出して鮮やかな返し面を決めました。チームから信頼される大将に成長しました。
 準々決勝では、8年前に志染が東播大会3位になった時と同じ相手、高岡剣道教室Aととの対戦になり、先鋒小林に続いて、副将粟田が手数で相手を上回り相手の手元を攻めて、うかしコテを決めて勝ち準決勝に進むことが8年ぶりにできました。有延は持ち前の粘りの剣道と気持ちで下がらず、チームに良い雰囲気を作って後ろにつなぎ、森はこの日の為に休まず稽古さらには出稽古を重ねた努力で、積極的な前に出る剣道ができました。テーマにしてきた一人一人が役割を果たすことができチームで勝利を得ることができました。
 準決勝では、加古川の北野少年剣道教室で、技、気迫、試合経験とも地力のあるチームでした。結果は2−2の本数負け、あと少しで初の決勝進出は逃しましたが、志染らしいここぞの時の逃げない捨て身の剣道で勝利を得ることができ、後輩たちに志染の伝統を引き継ぐことができました。

小学生女子、中学生も結果こそは出ませんでしたが、一人一人が目標に向かって努力してきた力を発揮することができ、良きまとめと、次につながる剣道ができました。