近藤直人さん 六段昇段!
去る4月29日、京都市体育館で行われた剣道六段審査会において、三木市剣道連盟会員、近藤直人さん(71)が見事合格されました。おめでとうございます。
剣道六段審査を受審して 近藤直人
本年4月29日、京都市体育館で開催された剣道六段審査会に行ってまいりました。今回3回目の挑戦でしたが神澤正輝先生並びに諸先生方、先達皆様のご教授、ご指導のお蔭をもちまして合格することができました。厚くお礼申し上げます。
当日は、新型コロナウィルスの緊急事態宣言下にあり、当地から京都市に出向くことに関していくばくかの不安もありましたが、全剣連から実施する旨の通達があり、今回3回目の受審で、当年71歳となった己の年齢から考えますと、残された機会は多くないと思い万全の感染防止対策を取り受審いたしました。
私は、高校時代に剣道を始めましたが、30歳の頃に稽古を中断しており剣道とは無縁の暮らしをしておりましたところ、定年退職後の62歳の時、高校の先輩である故安栖敏夫先生から「もう仕事を辞めたのなら稽古せんかい」と懇切丁寧に紫雲館を紹介されて修行の道に立ち返りました。
その後は、三木市総合公園総合体育館、紫雲館、三木平田少年剣道教室、並びに最近では青山公民館で稽古をさせていただいております。
この間、神澤先生をはじめ、小紫邦夫先生、小椋治朗先生、田畑修先生、大柴敏昭先生等の諸先生、各道場のご先達の皆様には、格別のご教導を賜りましたこと深く感謝申し上げます。
今回の審査にあたりまして、神澤先生から特に「攻めと有効打突」について指導していただきました。
確かに、過去2回の昇段審査を振り返ると、どちらもが欠けていると気づき、道場での稽古が制限される中でこれを克服するには、素振りしか無いと思い自宅での素振りを繰り返し、今回の審査では漸く面を一本打つことができました。
今後は、年齢との戦いになろうかと思いますが、心を新たにして稽古に精進いたしますので今後ともよろしくご指導くださるようお願い申し上げます。(近藤 直人)