平成三十一年新年を迎えて
三木市剣道連盟会長 神澤正輝
会員の皆様におかれましては、お元気で新年を迎えられたことと、お喜び申し上げます。いつも連盟行事に参加いただき、ありがとうございます。
昨年は、小林統一、小紫達矢、石田隆の各先生が六段に合格されました。受審にあたって稽古を十分に積まれ、平素より心構えを研究された結果がでたと思います。心よりお祝いを申し上げます。また11月10日、11日に東京武道館で行なわれました、全国青年大会に、兵庫県代表として、松本克基監督以下男子団体1チームが参加しました。全国大会に参加した選手たちは非常に良い経験になったと思います。
毎年新年にあたり目標を立て、一年それに向かって努力をしようと提案させていただきましたが、みなさんはいかがでしたか?私は『会員全員と稽古をする。』と宣言しました。しかし、竹刀を交えた人数は50%しかできませんでした。今年も同じ目標に挑戦します。くしくも総合体育館内の体育室を土曜日11時より12時30分を定期的に使用できることになりました。みなさんにもぜひ参加していただき目標達成に協力をお願いいたします。
ところで、何故剣道を続けていますか?というアンケートがあり、その答えの中に、『相手を尊重する「礼」の精神や、諦めずにコツコツ努力する精神が多くの剣士に受け入れられ実践されている。』また、『日本古来の文化には非効率なものや、変えていかなければいけないことも多くある。しかし、相手を思い遣る「礼」の精神や、謙虚さ、努力を励ます文化は本当に素敵だと思う。』と、ありました。剣道を修業することで、自然に礼儀作法が身に付き、強い心と、相手を思い遣る優しい心を会得することができる良さを、伝承することこそ我らの使命だと思います。そういう気持ちをもって子供たちの指導にあたっていただきたいと思います。
今年の8月には東播地区親善剣道大会を三木市において開催する予定です。新しい総合体育館を参加者の皆さんに披露する機会です。盛会に開催出来ます様、また親善の輪が大きく広がりますようご協力をお願いいたします。連盟各部においては、成熟期にありますが、活動においては変化があっても良いと思います。次の一手を期待いたします。どうか今年もよろしくお願いいたします。
平成31年1月